浅い呼吸と胸の痛み。
最近、呼吸が浅くしか出来ていないなぁ、ということが気になっていて、
気づいたときには深呼吸をするようにしていた。
そうしたら、タイムリーに、
呼吸が浅いときは、心臓の左上あたりを押してみてください。
痛いときには、悲しみや寂しさを堪えているときだ、ほぐすことで、呼吸は深くなる、
というようなことを書いてあるブログが目に入った。
そこで、早速胸の左上を押さえると、痛い痛い!
しばらく、イタ気持ちいいくらいの強さでもみもみしていると、
ふと、独身のときの寂しさ、帰って、冷たい布団で独り寝をするときの、
どうしようもない孤独感みたいなのが湧き上がってくる。
どんなに、旅行に行って美しい景色を見ても、大好きな漢方薬に囲まれていても、
そのことを話して、一緒に喜んでくれる人がいないことが、もの凄く虚しく、寂しかった。
ひとりで、布団の上でわんわん泣いていたことを思い出す。
頑張ってたなぁ、よしよし。今は、ちゃんと隣に寝ていてくれる旦那さんがいて、幸せだよ。
と心の中で話しかける。
それで、ふと気づくと、胸の上の痛みが小さくなって、息を吸うのが楽になってる!
悲しみや寂しさは、筋肉のこわばりとして固まるのかもしれない。
そして、どうしようもないことを乗り越えるために、固めて鎧になってくれてたのかもしれない。
もうそろそろ、力抜いても大丈夫です。
冬の過ごし方
寒さも少しましな今日の京都。
お店があまりに暇で悲しくなるけど、ゆっくり自分のやりたいことをしたり、
休息したり、冬の幸せな過ごし方って、
こういう感じかもしれないと思ったりもします。
一昨年、お店の赤字を賄うために、限界ギリギリまで身体と心をすり減らして働く。
そして、職場で、とうとう我慢の限界がきて、兼業をやめる。
やめてみると、一気に身体が言うことをきかなくなり、だるくて起きられなくなる。
ずいぶんと無理をしてた、ということを、辞めてみて初めて気づく。
そういえば、昔からずっとずっと、人の顔色ばかり見て、人のために頑張ってきたなぁ。
人の気にいるように頑張りすぎて、自分の気持ちや身体のことに、すっかり鈍感になってたみたい。
人から非難されはしないか、いつもビクビクしながら、みんなにとってのいい子でいようと神経をすり減らしてた。
でも、誰よりも自分を非難してたのは、自分自身で、こんなブスでデブな自分は、
人の役に立たないと生きてる資格がないと思ってたんだと気づく。
自分の無邪気に笑う写真をじっと見ていると、こんなに屈託のない笑顔をしてる人を、
そんなにいじめてきたんだ、という事実に、自分に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
こんなにずっと、批判ばっかりしてきたわたしなのに、今までなんとか生きてこれるように頑張ってくれて、
ありがとうっていう気持ちで涙がこぼれそうになる。
まだ、うつうつとした気分は完全にはなくならないけど、少しずつ、元気になってきてる今日この頃。
無力感
昨日は、ひどい生理痛により、1日身体を動かすのが億劫な感じ。
冷えを改善したり、睡眠時間をとったり、
自分なりに気を使っているつもりなのに、
こんなにもだるい、ということに、
どうしようもない無力感に襲われる。
しんどいわたしに、旦那さんは湯たんぽを作ってくれたり、
わたしの大好きなうどんを作ってくれたり、
ほんとうにやさしい。
なんでこんなに役に立たないんだろう、
もっといろんなことができる、バイタリティのある身体が欲しい、、、
そう思って、ずいぶん気分がふさいだ。
しょうがない、これがわたしが神さまからもらった身体。
生理のときくらい、ゆっくり休みなさい、という合図だと思って、
ひたすら寝ることに専念する。
今日は少し気分がいい。
添加物どうこうより
よく、Facebookなんかで、
この食品は添加物が入っているから買わない方がいい、
みたいな情報が流れてくるのを目にする。
それを見て、わたしは、それもそうかも知れないけど、
もっとただシンプルに、美味しいか美味しくないか、ということを突き詰めていく方が、ずっと楽しいし、健康にもいいんじゃないかなぁ、と感じる。
美味しい!って感じることは、
身体と心がとっても浮き立つことで、
これを食べると身体に悪いんじゃないか、、、
と世の中にある食べ物を疑って回ることより、ずっと健全な姿勢に感じる。
ただ、美味しくないな、と思うから避ける、距離を置く、
美味しいな、と思うから、もっと近づく、
という風に、人と付き合うように食べ物とも付き合ったらいいと思う。
ダメ人間
8年くらい前のこと。
人が失敗したり、だらしなかったりしても、いいよ、気にしないで、と本気で思ったし、言っていた。
それなのに、失敗したり、部屋が散らかっていたり、だらしない自分のことを、ずっと責め続けていた。
あるとき、人のことなら許せるんだから、自分のダメさ加減も許してあげたらいいじゃん、と、ぽんっ、と浮かんできた。
それから、ダメな自分を少しずつ、許してきた。
今の自分は、あのときよりずっと何にもできない、ダメ人間になったけど、あのときより、ずっと自分のこと、好きになったなぁ。